今号 / 合格速報
まずは、一人ひとりのよい知らせから
今号は、結果ポスターとともに5人の歩みを順に紹介し、その後に受験準備を続ける学生の作品8点をまとめて掲載します。
正式な合格:呉さん/宝塚大学大学院・キャラクターデザイン、沈さん/早稲田大学文学部。
出願可:蔡さん/京都芸術大学・日本画、周さん/京都芸術大学・写真・映像、李さん/京都精華大学・新世代マンガおよびキャラクターデザイン。
10月5〜11日の振り返りとして、10月6日収録の既存記録を使用しています。5人・6件のうち合格2件、出願可4件。李さんの2分野は同一人物であり、出願可を正式な合格に数えていません。
- 紹介する学生
- 5人 同一人物は重複なし
- 正式な合格
- 2件 既存の結果記録
- 出願段階の成果
- 4件 正式な合格とは区別
- 先週の作品
- 8点 独立した学習参考
合格 / 宝塚大学大学院
呉さん:選び直すことも、前に進むこと
アニメーションのポートフォリオを作った後でも、やり直せるだろうか。中央美術学院でアニメーションを学び、大学3年時から日本語と大学院進学の準備を始めた呉さんは、その問いに向き合いました。制作を進めるうち、人物の性格や動き、感情を形にすることに、より強く取り組みたいと気づいたのです。
2025年末からkeke先生と計画を整理し、キャラクターデザインへ制作の軸を移しました。既存の記録では、2026年6月にEJU日本語311点・記述45点、7月にN1を取得し、9月に宝塚大学大学院の合格通知を受けています。
結果とともに記しておきたいのは、自分の関心を改めて見つめたこと。これまでの学びは消えず、次の制作を支える蓄積になりました。
ポスターを拡大する(新しいタブ)合格 / 早稲田大学文学部
沈さん:成績の先に、自分の言葉を
沈さんの進路は文系であり、美術大学の実技試験ではありません。今回紹介するのは、日本語の試験と進学に向けた自己表現を、別々に準備する大切さが見えるからです。
既存の記録では、2026年4月の来日後、EJU日本語を重点的に学び、356点・読解満点を取得。その後、賀先生が関わる学習と進学準備で志望理由や面接を整理し、早稲田大学文学部に合格しました。
なぜこの学部なのか、何を学びたいのか。自分の答えを伝える力は美術の進学でも大切ですが、学部ごとの要件をそのまま当てはめることはできません。
ポスターを拡大する(新しいタブ)段階結果 / 京都芸術大学
蔡さん:日本画への関心を、自分の言葉に
日本画を志望する蔡さんは、何度もオープンキャンパスを訪れ、先生にデッサンについて質問していました。試験前日は川辺で鳥を観察し、自分の制作をどう日本語で話すか考えたそうです。
緊張がなかったのではなく、取り組むうちに集中できたという個人の体験。好きなものを観察し、制作と結びつけて伝える準備を重ねてきました。
下記は育英の結果ポスターです。資料に示される段階は「出願可」であり、正式な合格とは区別して掲載しています。
ポスターを拡大する(新しいタブ)段階結果 / 京都芸術大学
周さん:写真への思いを、具体的な準備へ
写真が好きな周さんは、総合クラスでのデッサン、写真のポートフォリオ、志望校別の課題を並行して準備しました。制作だけでなく、進路ごとに求められる準備を整理してきました。
今回記録しているのは京都芸術大学写真・映像コースの「出願可」です。同時期に準備した武蔵野美術大学や東京工芸大学を、合格校としては記載しません。
関心のある分野を選び、作品をまとめ、必要な練習を続ける。その積み重ねを、結果ポスターとともに残します。
ポスターを拡大する(新しいタブ)段階結果 / 京都精華大学
李さん:制作、時間、日本語を一緒に練習する
来日前からポートフォリオを学んでいた李さんは、総合クラスでマンガ、キャラクターデザイン、卓上デッサンを続け、日本語で制作の意図を伝える練習にも取り組みました。8月の集中制作と発表は、作品を整理する機会になりました。
試験前はkeke先生と3回、各6時間の模擬練習を実施。課題を理解し、制作し、考えを発表するまでを通して経験しました。課題だけでなく、時間配分や説明の要点にも慣れていきました。
サイトには京都精華大学の新世代マンガとキャラクターデザイン、それぞれの「出願可」を記録しています。同一人物の2件の段階結果であり、2人の合格者でも2件の正式な合格でもありません。以後も大学の指示に沿った手続きが必要です。
ポスターを拡大する(新しいタブ)
ポスターを拡大する(新しいタブ)受験準備中の作品 / 手のデッサン
準備を続ける仲間たちの、次の一枚
腕時計を留める、鍵を回す、かんなを握る、指輪に触れる。4点のデッサンは、具体的な動作を画面の中心に置いています。関節や接触面、力の方向をたどると、手と物の関係、金属と肌の描き分けが見えてきます。
これは編集部による鑑賞の視点であり、大学の採点基準ではありません。今回の資料だけでは作者やクラスを確認できないため、題材別に紹介し、合格者の作品や大学公式の合格参考作品とは位置づけません。
手のデッサン · 4点
横にスライドして、動作・構造・質感をご覧ください。今回提供された1008資料から。




受験準備中の作品 / 静物・卓上デッサン
見慣れたものを、もう一度よく見る
木材、ロープ、チェック柄の靴、金属球。個々の形だけでなく、量感や重なり、素材の違いが画面をつくります。ガラスのボウル、木材、布を描いた作品では、透明さ、硬さ、柔らかさが一枚の中に並びます。
紙コップとパプリカは一見シンプルですが、飲み口の楕円、紙の折れ、果実の面の変化を観察する必要があります。疑問を一つ見つけ、実物に戻って確かめる。その仕事は、一度のよい知らせで終わりません。
静物・卓上デッサン · 3点
題材による分類です。クラスや志望校を推定せず、作品全体を表示します。



受験準備中の作品 / 色彩構成
何を描くかから、どう見せるかへ
魚を思わせる形と曲線、色面がリズムをつくる作品です。濃い青と明るい面の対比に、赤・黄・緑の形が視線の動きを加えています。鉛筆のデッサンとは異なりますが、重さや余白、主題の見せ方を選ぶ点は共通しています。
この作品も独立した学習参考として紹介します。特定の合格者や志望校との関係を示すものではありません。
色彩構成 · 1点
色面の関係、形のリズム、視線の動きを見る。大学公式の参考作品ではありません。

次の一歩 / 準備を続ける
喜びを受け止め、次にすることを
正式な合格通知を受けた方は、自分の通知に沿って入学手続きを確認してください。「出願可」の段階の方は、必要書類、期限、大学からの案内を引き続き確かめましょう。京都精華大学の公式説明でも、「出願可」とその後の正式な合格発表は区別されています。
準備中の方は、他の人の進度だけで自分を急かす必要はありません。一枚の作品を振り返る、制作の動機を説明する、志望校の要件を確かめる。具体的な疑問を少しずつ解消していきましょう。
よい知らせを受けた皆さん、おめでとうございます。そして今日も真剣に描いている皆さんにも拍手を。合格の先にも、制作と学びは続いていきます。
知らせを記録し、次の一枚にも丁寧に向き合う。
編集について / 資料の範囲
この振り返りの根拠
2026年10月13日編集、対象期間は10月5〜11日です。体験談や成績は10月6日に収録した育英提供の公開許諾済みポスターと文章に基づきます。収録日は結果発表日ではなく、すべての結果が先週出たことも意味しません。後続の結果資料がないため、既存の段階を保持しています。
作品は今回提供された1008フォルダの8点。手のデッサン4点、静物デッサン2点、卓上デッサン1点、色彩構成1点を題材別に紹介します。許諾の根拠を記録し、原画像は変更していません。作者、クラス、合格者との関係は推定していません。
合格をテーマにした振り返りのため、今号で確認していないニュース、為替、家賃、在籍者数や、提供されていない先生の手紙は掲載しません。個人の経験は合格率や保証を示しません。育英は合格保証を行わず、正式な出願要件は当該年度の大学公式資料で確認してください。
SOURCE / 情報源と確認
今号の情報源
- 呉さん|宝塚大学大学院合格確認:2026-10-13 · 公開:2026-10-06
- 沈さん|早稲田大学文学部合格確認:2026-10-13 · 公開:2026-10-06
- 蔡さん|京都芸術大学日本画・出願可確認:2026-10-13 · 公開:2026-10-06
- 周さん|京都芸術大学写真映像・出願可確認:2026-10-13 · 公開:2026-10-06
- 李さん|京都精華大学新世代マンガ・出願可確認:2026-10-13 · 公開:2026-10-06
- 李さん|京都精華大学キャラクターデザイン・出願可確認:2026-10-13 · 公開:2026-10-06
- 京都精華大学|出願可と正式な合格発表確認:2026-10-13 · 区分:公式事実